【YouTube まなべるチャンネル】今すぐ見直そう!災害発生時の「薬」

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 今一度、地震津波の災害によってもたらされる生活の変化を想定してみましょう。

 日本は島国で、気候の特徴から自然災害大国と呼ばれています。2024年元日の石川県で起こった大地震、そしていつ起こってもおかしくないと言われている南海トラフ地震。みなさん、防災袋は持っているという方も多いとは思いますが、実際にご自分の周りで災害が発生したときに、何を持っていけばいいかわかりますか?


災害発生時に持っておきたい医薬品:道具編

 災害が発生したとき、もしかしたら怪我をしているかもしれません。
また、避難所で寒い中体調を崩してしまう場合もあります。そういった想定しない状況の中、慣れない環境下で3日間〜1週間程度避難生活を続けないといけない可能性もあります。

・消毒液:避難生活をする上で大切なことは感染症対策です。災害時に水道が自由に使えず、洗浄が十分にできないと、菌が増殖しやすくなります。食べ物に関しては、食中毒の危険性が高まります。調理前に必ず洗い、消毒だけでなく食べ物の加熱を徹底することも重要。非常食はレトルトやパッキングされているものを食べるようにし、ゴミはすぐに捨てて適切に管理しましょう。除菌にはアルコール、ノロウイルスには塩素系の消毒液が有効です。

・絆創膏:災害時にも使える警視庁によるはがれにくい絆創膏の貼り方を載せておきます。


災害発生時に持っておきたい医薬品:薬編

総合かぜ薬:やはり万能なのは総合かぜ薬ですね。大人から子供まで服用できるかぜ薬があるといいでしょう。特に子供が飲みやすい糖衣錠の小さな錠剤がおすすめです。

せき止め:地震で物が落ちてきて、普段より煙やほこりを吸う可能性もあります。また、せきをすると周りの人に気を遣う方も多いのではないのでしょうか。せき止めはそういった気持ちの面でも持っておきたい薬の一つですね。

下痢止め:避難生活で一番の厄介ごとは、「トイレ」といっても過言ではありません。特に、お腹の弱い人はもっておくべきでしょう。

解熱鎮痛剤:頭痛持ちの方に限らず、腰痛や関節痛などに処方されている方にも、災害時の一時的な使用のために「ロキソニンS」を常備すると良いでしょう。